FP彩ちゃんとシノビーのここだけのオトクな話
入院!医療費!どうなるの?
「分野:生命保険・損害保険について」
(2010年現在の情報です)
自己負担の上限額は収入、そして70歳という年齢を境に変わるけれど、
無制限に3割負担になっているわけではないので、安心です。
なお、差額ベッド代は希望した時だけ支払うのがルールです。
(治療に必要な場合については、差額ベッド代は必要ありません)
以前は「3割を一旦支払って、その後に自ら申請して返金してもらう」というルールでしたが、
今は事前の申請書類を病院に持って行けば、
あらかじめ高額療養費の制度も考慮した自己負担の請求になるルールになっています。
いつかは手続きするなら、少しでもお金の心配をしなくてもいい事前申請を利用してみては?
健康保険には「高額療養費」や長期間働けない場合に
給料の3分の2を補償してくれる「傷病手当金」もあるので、
まずは国の制度として準備されているものをしっかり確認しましょう。
(国民健康保険の方は、高額療養費はありますが、傷病手当金はありません!!!)
正しく知ると、「保険に入りすぎかなぁ?」ということに気が付くかも?
掛けすぎ保険のムダが省けるといいですね。
お手元の保険証を見てもらうと、「健康保険組合」と書いてある会社員の方がいらっしゃいます。
上場企業や大企業に多いのですが、健康保険組合によっては、高額療養費の自己負担が
約8万円ではなく、1万円!とか2万円!とさらに少なくてすむ手厚い健康保険組合の方も。
最近は健康保険組合の懐具合も寂しくなってきているので、
手厚い給付はなくなってきていますが「あればラッキー♪」という気持ちで
確認してみてはいかがでしょう?